FRP浴槽 割れ 劣化 樹脂ライニング 再生塗装。

損傷の激しいFRP浴槽の再生塗装工事に長野市まで。ここのところの降雪や、寒波の影響で朝の車の流れがひどく悪い。それでも、そんな道中、作業の流れや、組み立てをしっかりイメトレ出来たので、それはそれで良しとします。

数年間の後付けの24時間循環装置の使用で、FRP浴槽の痛みがかなり深刻に・・・。広範囲にわたり、ゲルコート層は完全にやられてしまっていて、水分がおくまで入り込んでしまっています。しかも大型で、形状も複雑・・・。強敵です。

床面から、フランジまでプクプクとした膨れが、全面的にありました。

(施工後)

痛んだゲルコート層の撤去、停滞している水分を乾燥させるための十分な熱照射、目視にて細部の不安箇所をホジホジして、下パテ処理。

ポリエステル樹脂のノンパラ、インパラを使い分け、ガラスクロスを積層。(痛みの激しい部分は2プライで)サンダーで削り出し後、耐水、耐熱エポキシパテで面出しとピンポールのチェック。

養生後、ウルトラグリップを均一にしっかりと吹き付け、グラステックで色決めし、パールパウダーを吹き付け、クリアーコーティング。(この時期のパール仕上げは、じっくり慎重に)最後の磨き出しから、シーリング工事で完成。って、けっこうハードでした・・・。

工事が終了し、お施主様から「今まで、色々なリフォーム工事をしてきたけれど、こんなに嬉しく思うのは初めてですよ。」とお言葉を頂きました。一瞬で、疲労感が吹き飛びます。

工事中は、色々とお世話になりまして、本当にありがとうございました。塗装後の浴槽が、リラックス出来る空間の一つとして、活躍してくれることを期待しています。

4ヶ月無事続いていた禁煙生活ですが、完全に失敗してしまっている今日この頃です。喫煙することの自分なりの「理由付け」をあれやこれや模索したりしています・・・。

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